受注構造

堺市まで営業。

 

アポイントはいただけても契約に至る道筋が用意できていないことに気づく。

 

営業上のお悩みはありませんか?というスタンスでは

初対面の経営者から本音を引き出すのは難しいだろう。

 

それに顕在化している悩みは経営者が自ら手を打っているはずだから

商売にはならないと考えたほうが良い。

 

さらに短い時間で何が出来るのかある程度具体的に伝えることもできないといけない。

お客様は見ず知らずの人と面談しているのだから。

 

コンサルティングは人材採用と競合するサービスといえる 。

なんらかの方法で自分の能力なり、貢献できることをアピールしなければいけない。

面談の中で切れ味鋭い指摘をする、というのもありなのだろうが非現実的だ。

 

したがって、やはり最初の段階で提案できるものを持っていって

何ができるのか、何がやりたいのかをこちらから伝えて、それを元に

実は当社はこうだからこうして欲しい、というお話になるのがひとつのストーリーではないかと思うのだけれど。

 

しかし、それでは未経験分野の営業は出来なくなり、コンサルティングが 知っていることや経験したことの切り売りになってしまうのではないか。  

 

かと言って業界に精通していないと潜在的な経営課題に対する解決提案を行うことも相当難しいだろう。時間もかかるし営業効率は相当悪い。

 

それとも最初は情報収集に徹して再度提案するか。

または粘り強く関係を築くのか。

 

うーん、やはりなんらかの標準サービスを用意する必要があるか。

 

コンサルティングの受注構造いまだ見えず。

 

けれども試金石になる商談がないわけではない。

いっちょやってみるか。

 

うん、当事務所には結局いつもそれしかないな。