NHKの天地人で一躍有名になった書道家武田双雲氏のお話。
昔上野公園?で自分の作品を路上に並べて販売していたそうな。
素人目に見ても個性的で目を奪われる氏の作品だが、最初は全く売れなかったそうだ。
しかし、ある日を境に劇的に売れ出したという。
一体何をしたのか?
それは「その場でお客さんの好きな字を書く」というスタイルに変えたのだという。
そうすることで商品が自分のものからお客さんのためのものに変わったのだ。
当たり前のことだが売り手のために商品を買う人はいない。買い手が自分の意図する目的のために使えるかどうか判断して購入するのだ。
能力は適切な相手に適切な場面、方法で発揮しなければ商品とは認められない。
双雲氏といえども最初の売り方は身の丈にあっていなかったということだ。
きっと今ならその方法でも十分売れると思うけどね。
能力をうまく活かせる、認めてもらえる場面、方法を見つけなきゃ。 (←勝手に能力があることを前提にしている)
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